幻獣保護区。

七尾のカオスな日常。あと思うこと。

何度も来た場所と、七尾の狐になった夢。

鵺は狐になっていた。紙を7枚重ねるイメージ。

はじめはしっぽ一本だったが、「どうせなら九尾がいい!!」って増やした。だが2本足りずに結局7本のしっぽだった。

実は何かに追われている。捕まってはいけないらしい。
次々と襖をあけて、鵺はその先をゆるやかに下降していく。降りて行く事に恐れはない。

その様は神秘的かもしれないけど、残念ながら本人視点でしかなかった。


外に出ると、そこは何度も夢で来たところ。
黒い壁にネオンのついた、高く高くそびえる建物。マリオで言えばクッパ城のような外観。
建物のまわりは庭園のようにスペースが取られ、しかし跡地のように荒廃している。何ら舗装されていない地面。庭園跡地?の周りには木々が森のように繁っている。

ここは何処か?…それは、説明が難しいけど。外観は毎回同じでも、その時その時で内装が違う場所。

あるときは水で満たされていて泳ぐ必要があったり、博物館のようだったり、ダンジョンじみた雰囲気だったり、大規模なレトロなゲームセンターだったり、大量の本が積まれた図書館だったり。遊園地の遊具があったことも
、石造りの社があったこともある。
今回は襖が幾つもある所をみると和室が何階にもわたってあるようだ。

本当に…いつも思うが、ここは何?


この黒い建物のそば、庭園跡地を抜けるとガードレールやら林?森?があり、祭りのあとに神社の脇を通っているかのような気持ちになる。

鵺はいつのまにか人間として歩いている。
ちなみにこの道をずっと行くと、田舎ならどこにでもあるような道路とのどかな景色があり、やがてベニヤのような素材で作った家が集まった、団地のようなものが見える。公民館のようなものもある。
今日はこの団地で父が路上ライブをしていた。ギター弾けるのか父。たしか本当に弾けたはず。



さらに歩くと、突然現れたもと職場の人が「ここだよ、ほら、あれが目印で、その裏側が今ここ」と言う。
なんといつのまにか心霊スポットに連れていかれていた。ちなみにこのもと職場の人は苦手だった。

何かが2体ほど追ってくる。タイガーアイとアゲートを握りしめ、ぶつけて撃退しようとする。

そのあたりで目が覚めた。
怖い夢よりはましだが、あまり眠れた気がしない。朝からふらふら…。