幻獣保護区。

七尾のカオスな日常。あと思うこと。

色々な夢があった、過去への手紙。

「ライターになるには」という本を読んでいて思い出した。沢山の夢を持っていた事に。

学生時代、夢が沢山ありすぎて困っていた事。どれも叶えたいと思っていた事。結局決まらなかったり、やってみたら出来なかったりで?どれも叶えられなかった事。

 

当時は一番しんどい思い出が沢山あるのに、夢も沢山持っていたんだね。今が辛いから、だからこそ幸せになってやる、と決意もしていた。

 

 

ごめんね。君の願った夢はほとんど叶ってないけど。でも少なくとも2つは叶っているよ。

ひとつ、何でもいいから絵を描ける仕事につきたい。これは、正確には絵を描いてお金をもらってるわけではないけど。でも今、描いた絵が人の気持ちを和ませている事には間違いない。君が望んだ、「絵で元気をもらったように、今度は自分が描いた絵で人を助けたい」は出来ているよ。今は少し形が違うけど、今後望む形にしていくよ。

 

ふたつ、幸せになってやる。

なったよ。鵺にはもったいないくらいの人が来てくれたよ。ご飯つくって、早く帰ってこないかなってしてるよ。まぁ他にも日々色々あるけど、これは間違いなく叶ってる。

 

まだ君が受けた傷は直りきってない。それでも、あちこちかさぶたになってると感じるんだ。もう少し、もう少しで治るはずだよ。心の違う部分を痛めかけてるから、壊さないように気を付けてます。君が守ってきた心だから大切にしなきゃ。よく忘れてるけど、そういうことなんだって今思った。

 

君が許せなかったことを許して、傷ついた事を癒して。それでやっとスタート。

何をなくしても、何に取り残されても、関係ない、自分は自分の人生、って。人に影響されてぶれる事がないように訓練中です。

 

正直、未だに君や両親、今はここにいない過去の人たちを責めることもある。どうして~をやったんだ、どうして~してくれなかったんだ、どうして、どうして、って。

答えは出なかった。だからもう忘れるよ。縛られてもいいことなかったし、このままじゃ何処にもいけないから。つい反応しちゃって、制御不能にもなるけど、それもゆっくり受け入れることにするよ。

 

沢山の本を読んだ。沢山の苦しい思いをした。沢山の人と出会ったし、悩みも聞いた。

だから、自分を縛っていたのは自分が作り出した制限だった事も分かった。

まだ、完全にふっきれてないけど。知れたからには、これからきっと何かが変わる。そう信じたい。

 

性別のことはやっぱりよく分からない。これは今後の課題。苦しくて違和感で死にそうだけど、何とか思いとどまってみる。

 

最後に、あの時死ななくていてくれてありがとう。と、言ったそばから…。何で死ななかったんだ!って責めることもあるけど、それでも生きててよかったこともあった。

だから、多分よかったんだろうな。そう思うことにする。

 

じゃあね。またね。今度はもっとすごい人になっているつもりです。お楽しみに。