認知の歪みについて。
ペルソナ5の双葉の話なんてまさにそれ。
うまく言えないかもしれんけど…
トラウマとなった出来事がきっかけで自己は簡単に歪む。
そのときの自責の念とか、思い込みとかによって記憶違いを起こしたり、自分を過大・過小評価してる可能性とかがある、ということ。それが認知の歪みというもので、認知の歪みにアプローチすると、トラウマとなっていた出来事から脱却できたりするようだ。
その認知の歪みにアプローチする方法を、認知行動療法とか言うらしい。ひとつめの精神科で、受けていたけど…いまいちよくわかってなかった。今もだけど。
双葉は、お母さんを認知の歪みによって怪物にしてしまっていた。
では七尾の認知が作り出した怪物がいるとしたら、そいつはどんな姿だろう…?
真っ先に出てきたのは子供の姿だった。
自分は昔、いじめられてばかりだった。子供の自分の敵は子供だった。だから子供を恐れていて、嫌いなのかもしれない。
ずっといじめられてきたから、あらゆる世代の子供であろうと恐ろしい、要らないと思ったのではないか?
買ってみたマーメイドオラクルカードに、妊婦の人魚が描かれていた。
それをきっかけになぜ妊婦が苦手なのか考えた事があった。
その時は、「嫌いなものと好きなものとの融合だから怖い」のだと気付いた。
そして、嫌いなものとは自分だ。
すなわち、「自分が嫌いだから、嫌いなものを好きなものと混ぜるのは許せない」んだ。
それに、好き好んで、体内にわざわざ敵を入れ込む変わり者なんてそうそういないな。どんなドMやねん。
このひらめきは、とても腑に落ちた。
多分、正解だ。
その時と、いまのこの気持ち。
どちらも同じ感覚。
認知の歪みの輪郭を見た気がした。
長い話になったが上記の短いのが結論だ。
「人間関係の問題は、自分を好きになれば解決する」
視の先生が言っていた言葉を思い出す。
つながった、と思った。
これを書くとさらに長くなるので…また次回。