父親が認知症になった夢。
夢を見た。
場所は実家。
なんで子供を作らないの、と母親に責め立てられて。七尾は手紙も見てくれてないのかと悲しくなった。あるいは、手紙を読んでも意見は変わらないのか、と思った。
その後、認知症になった父親を見せられた。
にこにこと虚ろな笑顔で、無言で走ってくる父親。
「戦艦が好きだったのに、もう作るのも上手く出来なくて。文字だって」
そう言ってお手本を母親が書く。
その下に父親がうねうねと波線をひく。
「こんな事しか出来ないんだよ!?」と母親。
七尾には泣くことしか出来ない。
母親が意図的に棚の一部分を汚す。
父親がそこを拭く。が、 そのあと全く違う所を拭く。
「こうなってからじゃ遅いんだからね」と、母親。
そのあたりで目が覚めた。
多分、これはメッセージだ。と、何となく思う。
すごく重い、つらいメッセージ…。