幻獣保護区。

七尾のカオスな日常。あと思うこと。

【5/9】友達との高知県旅行 2日目

こちらは 

【5/8】友達との高知県旅行 一日目の続きです。

 

 

2日目。

というか。

七尾寝てないから。

 

友達がひっついてきて、あとベッドせまめで、七尾は壁側で。あとコーヒーの飲み過ぎで、寝るって何?みたいな事になっており。

 

七尾、寝てないから。

2日目というより、まだ1日目の延長、って感覚。

 

さて本日の予定はお墓参り。

友達が会いたい故人のお墓のもとへ。

タクシーと友達の記憶で難なく到着。

本日の天気は小雨が降ったりやんだり。

マッチとお線香は七尾の役目なのでばっちり持参。

空気が湿気っててなかなかお線香に火がつかない。

 

友「ロウソクでもあればいいんだけど…」

七尾「ロウソク?あるよ」

友「あるの‼?」

 

(病院の時も、「マスクがあれば…」「マスク?あるよ」「あるの⁉」のやりとりがあった)

 

七尾、ドラ⚫もんの気分。

 

無事、お線香に火もつき、お参り。

長くなるかな、と思いきや友達はさっくり終了。七尾もついでにごあいさつ。

 

帰りのタクシーの中。

やれる事は全てやれた、と満足げな友達。

ここまで見届けるのが七尾の役目だったようだ。無事、全てが終わってほっとした。

 

色々と昨日今日の事をふりかえり、関係のない雑談をしながら帰りの特急電車に乗った。

 

もう少しだけしか一緒にいられない。

次にも会ってくれる保証はない。

もしかしたら、何かがあって、これが最後になるかも?

 

寂しさが募って泣き出してしまった。友達が寝てるのが救いだ。

もうそんな寂しさを煽る音楽ばっかり聴いていた。はやくこの気持ちを消化して、今を楽しまないと、と。

 

七尾さ。泣き出したら止まらない。寝てないから気持ちが不安定なのもあったかもしれない。

それで帰りの新幹線に乗ったら、友達にバレてしまった。

 

友「さみしい?」

七尾「………、ちょっとね。」

 

ほんとはちょっとどころではない。めちゃくちゃさみしい。このまま家まで連れ帰りたい位にさみしい。

だって、一番信頼のおける関係だから。

親友だから。なんならそれ以上だから。

 

新幹線を降りたあとも、涙でぐちゃぐちゃになりながら、友達の乗る新幹線を見送った。

気がついたら号泣しながら、「ばいばい、またね‼」と言っていた。

 

多分、来年くらいにしか会えないかも。

大好きだよ友達。

何によってかわからないけど、今回の旅に選ばれて、決断して、本当によかったと思う。

友達について行っただけだったが、自分にも収穫はあった。

一人でも遠くまで行けること。

親が言ったような「お前には無理」ではなかったこと。

したいことは意外と何とかなる、ということ。

 

また、次回があるなら。選んでほしいと思った。それくらい、感動した出来事だった。

 

あまりの質量に数日、呆けていたけど、やっと通常通りの感覚に戻ってきた。