優しいのにどうして。
もういやだ。
我慢ばっかりもう嫌なんだ。
あとで、どうしても嫌な気持ちになる。
だけど、我慢もさせていたんだ。恐怖に耐えながら。
同じ…。だよ。
だから我慢我慢
だけど、もう疲れた
消えたいよ…。
苦しい。
ほんとは他人なんか知ったことか、苦しいのは七尾なんだから、って思ってる。
したくない、それは安心できないからだ。
安心できたためしがないからだ。
そして、断れないからだ…。
分かっているのに、言うのがつらい。
また無視されるのがつらい。怖い。
だけどあれだって怖い。
怖いよ。
誰か助けてよ…。
優しくて安全な世界に連れてってよ。
怖いよ。って言うのさえ奪われたらもう七尾、消えるしかない。
つらい。苦しい。もう嫌だ。助けて。助けて。助けて。
これだって幻肢痛だっていうなら、治しようがない。なれるしかないんだろうか。