小中学校の卒業アルバムを開いた。
発達障害の傾向がないか過去を振り返り中。
通信簿か何かあれば見てくれるらしい。
過去に触れるということは、否応なしに鵺のトラウマにも接触する羽目になる。
勇気がいるけど、気合いで小中学校の卒業アルバムを開いてみた。
鵺をいじめていた相手の写真を見た。
そこにはあどけない人がいるばかりだった。もっと目付きの鋭い怖い人だと思っていたのに。
自分で自分の記憶を脚色していた所もあるようだ。勿論、された事は事実で、傷ついたし悲しく思った事は到底許せない。
「許せない!」とは思うが、それにとらわれるのも楽しくない。それにこの写真の件のようにその時は恐ろしくてたまらなかった事が、今は怖くなくなっているかもしれない。
少しずつ負担を減らして、自分を肯定出来るようになればいいと思う。その方が絶対に楽しくなるし成長できると思う。
とはいえ、一番キツイ思い出がある高校時代の卒業アルバムにはまだ怖くて手が出せなかった。これはまた今度に挑戦。